発売延期を経て、やっと私たちの手元に届いてくれましたね!
3枚飾るだけでもかわいいですね。
KANZAI BOYA(かんさいぼうや)は、ファンの間ではお馴染み、KinKi Kidsデビュー前のユニット名でした。
ジャニーさんが亡くなったのち、そんな笑ってしまうようなユニット名すら愛おしいと、剛さんが曲にしてライブで披露したのが始まりでしたね。
ジャニーさんをネタに盛り込んだ歌詞を、KinKiファンである私が解説していきます。
KinKiはよくジャニーさんの話をしますからね。
熱いお茶ください!
Please hot green tea…
KANZAI BOYA 無敵なname
KANZAI BOYA 素敵だね
作詞;堂本剛
剛さん作詞作曲ということもあり、剛さんのソロ名義であるENDRECHERIが色濃く爆裂したファンクチューンです。
MVもファンキーでレトロなものとなっております。
韻も踏み踏みです。
Please hot green tea…は、夏でも
「熱いお茶ください!」
と注文するジャニーさんをいじったものです。
いまやジャニーズアイドルの「すべらない話」となったジャニーさんいじりはKinKiKids発祥と言われています。
Power!
You たちで この宇宙船 乗り回せよ
色んな惑星(ほし)へ目掛け叫ぼう
Oh! Power name Super name!!!
作詞;堂本剛
Youは、ジャニーさんがジャニーズアイドルを呼ぶときの二人称ですね。
「色んな惑星」とありますが、少なくとも国境は超えて愛されてますよね。
Youtubeにもいろんな言語の無断転載動画が出回っています…。
宇宙が舞台になるのはもうENDRECHERIの楽曲ではお馴染み。
地球外生命体とのラブソングもあるくらいですから…。
過去作がデジタル配信で聞けちゃうのでぜひ探してみてください。
Powerって言うのは剛さんが最近よく使う言葉かもしれませんね。
「パワーワード」とか、よく使ってるイメージです。
信じらんないよ…
いまじゃもう 魂となりました
誰にも名前つけられず暇よ
もう 信じらんないよ
このセンス ハイセンス そうなんす
ハイそうなんすよね 僕の愛の um… かたまり
作詞;堂本剛
「天国に行った」「風になった」ではなく「魂になった」というのも剛さんらしくて良いですね。
なかなか出てこないフレーズだと思います。
「信じらんないよ…」
これもジャニーさんのセリフですが、よく光一さんが真似しているイメージです。
パフォーマンスに対して
「最悪だよ」「信じらんないよ」
と言うのが正しい使用例みたいです。
「愛のかたまり」はファンはもちろん、KinKiをよく知らない方にも人気の楽曲で、剛さん作詞光一さん作曲の名曲です。
「Hey!みんな元気かい?」のカップリングとしてリリースされました。
「Hey!みんな元気かい?」は歌詞が難解で、その曲を歌うKinKi Kids自身も「どう表現したらいいか分からなかった」そうです。
「その代わり」のような感じで、二人が作詞作曲したのがこの「愛のかたまり」なのです。
嫌がっていた「KANZAI BOYA」も、もはや慣れてしまった「KinKiKids」も、ジャニーさん自身が名付けた貴重なグループ名です。
魂になってしまったからには、ジャニーさんが名付けるグループはもう二度とこの世に出現しませんからね。
そんな話もライブ「Thanks2You」で出てました。
KANZAI BOYA
「You たちに カッコいい名前
思いついたんだよ! KinKi Kids だよ!」
そんなに変わってない…?!
作詞;堂本剛
SMAPのようなかっこいい英語名を期待していた中、名付けられた「KANZAI BOYA」。
「俺ら終わったな」と二人で話すほどのダサさだったようです。
そうしてダサいダサい言ってたところに、新しいグループ名がもらえると!
そしてもらった名前が
KinKiKids。
関西に対して近畿。
坊やに対してキッズ。
センスのレベルが大して変わってない!
というエピソードで締めくくられます。
魂になってもなお、愛する教え子(?)達にいじられ愛されるジャニーさん。
その影響力故に根も葉もないウワサが立てられることもありますが、こんなに愛される様子を見てるとそんなウワサ自ずと跳ねのけてしまえます。
この曲は、まるまる1曲通してKinKiからジャニーさんへのいじり交じりの愛情表現です。
そして、なおかつ、ジャニーさんからのKinKiへの愛も感じられる、愛情深い歌詞になっております。
愛があるからこその歌詞。
単純な「愛している」という歌詞よりも胸にグッと沁みます…。