【歌詞考察】Creepy Nuts「食べたその日から」(サッポロ一番 カップスターcm)

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食べたその日から by Creepy Nuts |サッポロ一番 カップスターダンス篇

Creepy Nutsから2週連続でCM出演のお知らせがきました!

沸きますね〜〜!

もうね、まず曲が良くて何度も聴いて、一人で再生回数稼ぎまくってます。

彼らに少しでも入るのでしょうか。

曲は怪しげなアラビアンな感じですね。

水曜昼にDJ松永さんがパーソナリティを務めるラジオactionで

「乃木坂の子にコーラスでえろいスラングを歌わせようとしたらボツになった」

と言ってましたね。当たり前です。

以下、歌詞です。

ちょいちょい止めながら書き起こした手の感覚はなんだか懐かしく感じました。

カップスター

食べたその日から 月日流れ今

晴れた曇り空 沸かすこのフロア

食べたその日から 湧いたこの力

冷めた他人の目すら 沸かすフロー

カップスターを「食べたその日から」がテーマになっています。

食べたその日というのはお金も時間もなくカップ麺をすすってた無名の時代のことだと読みました。

それから現在。

晴れた曇り空 陰鬱な音楽の象徴、あるいは、フロアのライトと人の熱気のことかなと。

HIPHOPやらラップやらDJやら、これだけ流行ってもやっぱり世間の目は冷めていますが、そんな世間もあっと言わせるフロー

正直、しょーーーじきな話、私も斜に構えてた若かりし頃は

ロックバンドこそ至高!

HIPHOPとか頭悪い不良が聞く音楽!

…くらいに思ってました。

もちろん単なる偏見で事実とは異なります!

頭が沸いてました!すみません!

でもCreepy Nutsに出会ってからは、寧ろ畑違いの他所者と恐縮しながらHIPHOPアーティストを尊敬しています。

見事に沸かされましたね。

これは3分と待たず飛び出る散文の嵐

サンプルは無し散布する街の端々

数小節で死ぬほど韻踏んでます。

3分と言えばカップラーメンが出来上がる時間。

今は5分のものも多いですが、3分という時間はカップラーメンの代名詞とも言えます。

あまり関係ないですが、東京事変の能動的三分間はちょうど3分の曲なのでfixing ramen の際にぴったりです。

散文的、という言葉が「中学12年生」でも出てきますね。

その時はハイロウズの引用でしたが。

今回はラップやリリックのことを散文と言っているようです。

サンプルにかけて散布

いろんな街で、用意されたサンプルではないラップを届けてきたということですかね。

箸が転んで笑い転げたあの頃

俺が箸にも棒にもまだかからぬ頃

箸が転んでもおかしい、箸にも棒にもかからない年頃、つまり、若かりし青春の日々をラーメンにかけて「」という言葉の慣用句2つで表しています。

強い。

喉に絡む苦汁ぐっと飲み干してまずは

空のカップ 空のフロア 眺めながら呟いた

喉に絡むイソジンが…なんでもないです。

苦汁は苦い経験のことです。

臥薪嘗胆的な感じです。

お金がなく、しかも健康に気を使うこともなくカップラーメンを汁まで飲み干した若かりし頃と客も付かなかったころの苦い経験を「ラーメンの汁を飲む」と「苦汁をなめる」でこれまたラーメンにかけて表しています。

泥水すすっても雀の涙

麺をすすりながら、毎夜すすり泣いたが

懲りず、すずりに向かいて徒然なるまま

綴り殴り書いた話の続きさ

こんなに韻って踏めるものですか?

麺を「すする」からここまで発展するとは…。

泥水をすする、も臥薪嘗胆的な意味です。

雀の涙お金がとても少ない様のことです。

泥水をすするしかないくらいお金も知名度もなかった頃のお話。

すずりに向かいて徒然なるままに はみんな大好き徒然草の冒頭ですね。

すずりは歌詞に即して意訳するならばペンです。 

 一本のペン、それだけ。

徒然草の「そこはかとなく書きつくる」

に対し

綴り書き殴る

と歌うのがまたRさんらしいですね。

徒然草の冒頭は

あやしゅうこそものぐるおしけれ」

と締まります。

謙虚なのか予防線なのか、はたまた卑屈というべきか。

こんな徒然草をサンプリング(?)するところもまたCreepy Nutsらしさだなあと思いました。

行けば分かる 湯けむり上がる

むせ返るフロア にて盛り上がる

give me a chance 引き下がる事は無く

食い下がる

一か八かで決まる 日々を生きて今がある

行けばわかる、これは猪木?

湯けむりは基本的に温泉の比喩ですが、それくらい盛り上がって熱気が出るフロアということでしょう。

またカップラーメンに欠かせない「」、さらに蓋を開けた時の湯気の様子を絡めています。

連鎖のように韻を踏み倒してますね。

上がる、上がる、下がる、下がる

食い」というのもまたラーメンとかけてますね。

一か八かの「」はサッポロ一番にかけてでしょう。

食べたその日から 月日流れ今

晴れた曇り空 沸かすこのフロア

食べたその日から 湧いたこの力

開けた未来のドア じゃなくてフタ

客沸かし、湯沸かし、夜明かし

ふやかし、ひやかしの類いも分からし

客沸かし、湯沸かし、夜明かし

ココに記す足跡俺の生きた証

「ふやかし」「フタ」

「記す(汁)」「足跡(即席)」

カップラーメンだ〜〜!

ひやかし」、そして即席とかけた「足跡」。

晴れた曇り空←→黒い霧に飲み込まれて雨が降る

先ほどの「綴り殴り書いた話」が「未来予想図」を書いた時のことだったら…と考えてしまいます。

まあ未来予想図の時はもう泥水すすってなかったでしょうし「綴り殴り書いた話」の「続き」と言ってますし。

あくまで勝手な仮定です。反実仮想です。

にしても、未来予想図の歌詞とは全くちがう未来ですね。

CM、ドラマ主題歌、バラエティ番組…。

2020年はMステも紅白も射程圏内でしょう。

あ、紅白はちょっと危ないかな…。

歌詞が。

でもなんとなく紅白には出て欲しくないなぁ。

もちろんもっと売れてもっとお茶の間の人気者になってくれるのは大歓迎なんですが。

「阿婆擦れ」じゃないですけど、結局はアングラな音楽でいて欲しいんですよ。

紅白って清廉潔白POPカルチャーの象徴みたいなとこあるじゃないですか。

うーん。

まあ1ファンの戯言ですし、紅白出たら出たで録画して何度も見ますけどね。

脱線しまくりましたが、そういえばこれはカップラーメンのCMのためだけのカップラーメンの曲です。

もんのすごく気合入ってますね。

それとも「最強」ともなればさっと出来ちゃうんですか?

カップラーメンのように。

曲長が短い分、意味も韻もいろいろ諸々ぎゅっっっっと詰まってます

まるでカップラーメンのようにね。

お後がよろしいようで…。

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