作詞家が選ぶポケモン名曲10選(アドバンスジェネレーションまで)【こども向けアニメとあなどるなかれ!】

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作詞をしているイツカと申します。

今回は無印~アドバンスジェネレーション(1997年~2006年)のポケモンの中でも、

「歌詞が良い!

と思った名曲を紹介します。

アニメのOP(オープニング)、ED(エンディング)に加え、映画の曲も紹介しています。

参照:J-Lyric(http://j-lyric.net/)、

うたまっぷ(https://www.utamap.com/index.html)

ラプラスに乗って(1999)

こちらは無印時代のED(エンディングテーマ)です。

作詞は川村久仁美さん、

歌はカスミ役の飯塚雅弓さんです。

ラプラスも「きゅぅーん」という声で参加しています。

全体的にハワイアンな雰囲気で癒される曲です。

ポケモンを「戦う仲間」ではなく、純粋な「相棒」とする、優しい歌詞が印象的です。

全ひらがなの表現も相まって、全体的に優しさが漂います。

私は子供の頃に聞いていたので、ポケモンが本当にいたらなぁと空想が膨らむ曲でもありました。

ライバル!(1999)

「めざせポケモンマスター」に続く、2代目OP(オープニングテーマ)です。

作詞は戸田 昭吾さん。

ポケモンには数多くの歌詞を提供している方です。

歌はサトシの声優、松本梨香さんです。

こちらはタイトル通り「ライバル」がテーマになっています。

ライバルと言えば、「サートシくーん」でおなじみのシゲルですよね。

ライバルと言っても、単に対戦相手を指すだけでなく、戦いを通しての「友情」も感じられる温かい歌詞が印象的です。

スポーツをやっていた人なんかは分かる感覚なのではないでしょうか。

テーマとして、「冒険」でも「仲間」でもなく「ライバル」を選んだという着眼点がまた面白いなぁと思いました。

ギターがめちゃくちゃかっこいいんです。

コピーしようとして挫折しました。

OK!(1999~2001)

こちらも作詞戸田さん、歌松本さん。

金・銀版にちなんだサビが印象的です。

初代OPの「めざせポケモンマスター」が旅立ちの歌だとしたら、「OK!」はその続きになります。

アニメの最後のオーキド博士の「サトシたちの旅はまだまだ続く」という言葉を元気に表現したような歌詞で、大人になってから聞いても元気がもらえます。

めざせポケモンマスター」で「俺はこいつと旅に出る(ピカチュウ)」という歌詞がありましたが、OK!では「なかまたちがついている」と、増えたパーティに対応した歌詞になっております。

こちらも90年代らしいギターがイカしてます。挫折しましたけど。

Ready Go!(2001~2002)

無印最後のOPです。

無印時代のOPはとにかく明るく元気をもらえる曲が多いですね。

作詞はまたも戸田さん、歌は田村直美さんです。

サビの「七色の虹」は、第一話の最後に出てきたホウオウを連想させます

過去の後悔とか、ノスタルジーに泣かされた時期もあったので、力強くも優しい歌声で叫ばれるBメロの「気にしないで」に勇気をもらいました。

確かに未来は続いてますもんね。

歩み続けなきゃな…と、大人になっても励まされます。

OPの映像でもここでサトシが泣いています。

でも後ろで仲間が見守ってるんですよ。

もちろんピカチュウもいる。

普段はいがみ合ったり意見が食い違うこともあるサトシと仲間たちだけど、お互いの目標を尊重し合ったりポケモンと支え合う姿は大人でも明るい気持ちになれます。

そんなポケモンの世界観を明るく表現した歌詞がステキです。

前向き!ロケット団(2001~2002)

こちらもED曲。

作詞はこちらも戸田さん、歌はロケット団のムサシ役林原めぐみさん、コジロウ役三木眞一郎さん、ニャース役犬山イヌコさんです。

実は、三木さんも林原さんも、いろんなポケモンの鳴き声で出演されていることを、私はつい最近知りました…。

ソーナンス役のうえだゆうじさんも「ソソソ、ソーナンス!」で参加してます。

「くよくよタイムなんて5秒でじゅうぶん」というフレーズは、タイトル通り超前向きな歌詞。

でも割と真理じゃないですか?

くよくよしていたらメンタル病みますよね。

でも、くよくよせずにちゃんと明日に備えて栄養摂取できるロケット団は理にかなってますよ

さすがサトシと共にアニメのレギュラー張り続けているだけあります…。

大人になると深い歌詞に酔いしれることも多くなりますが、こんな単純で素直で底抜けに明るい歌詞、たまにはいいものです。

ロケット団と言えば

「幹部に昇進 支部長就任、イイ感じ~!」

というセリフが有名ですが、2番のAメロの「スーパースター」「国民栄誉賞」というフレーズから読み取れるようにこの曲の中でも彼らの野望はどデカいようです。

アドバンスアドベンチャー(2002~2004)

作詞、歌ともにGARDENさん。

OPが男声なのはポケモン史上初だったので、当時は新鮮でした。

勇気りんりん、元気はつらつ、…

何といっても冒頭の四字熟語たちが印象的。

意味も分からないまま子供たちは歌っていました。

よくもこんなにポジティブな四字熟語を集めたものです…。

1番の歌詞では

「ポケナビ」「マッハ自転車」

「ミナモシティ」「ダブルバトル」

など、ポケモンに関わる用語が多くみられます。

まさに王道のアニメOPという感じですね。

一転して2番。

この曲が神曲たるゆえんは2番の歌詞にあるといっても過言ではありません。

1行1行全部うなずけますよね。

そうそう、困難が降りかかるからうまくいかないものなんです。

でも私たちは、それを越えて毎日成長しているんです。

成長という言葉を、ポケモンに絡めて「進化」に変換しているのがまたアツいですね。

Ready Go!では「昨日を見つめて後戻りした」という歌詞がありました。

このアドバンスアドベンチャーではきちんと前に進んでいる成長が見れて、ポケモンファンとしても泣ける歌詞になっています。

そこに空があるから(2002~2003)

アドバンスアドベンチャー!世代のEDです。

作詞は渡辺なつみさん、歌は江崎とし子さんです。

江崎さんは「スマイル」「七色マーチ」も歌っています。

当時は子供だったので意味も全然分かりませんでしたが、今になって聞くと「そうだよなぁ」と思えるフレーズが多いです。

傷つかぬ者に青空は見えない

迷い歩むたび 生命は輝く

深い歌詞ですよね…。

傷つくってことは、何かに挑戦しているってことじゃないですか。

大きなことでなくとも、人を信じるから傷つくこともあるし、何かを頑張っても報われなくて傷つくこともある。

でも結局、傷つくことを恐れて何も挑戦しないと、青空は見えない、つまり輝かしい未来はやってこないということです。

こちらはけっこう大人向けの歌詞ですね。

メロディもポケモン特有のキャッチーさもなければ、バラードでも子供の声を取り入れたものではなく、当時は異質な曲だと感じていました。

かと言って難解な歌詞でもないので、大人になった今では時々聞きたくなります。

スパート!(2006)

アドバンスジェネレーション最後のOPです。

作詞はまたまた戸田さん、歌はサトシ(松本梨香さん)です。

ポケモンのアニメが始まって10年が経とうという時期のOP。

サトシにも振り返りたい時期や、恋しい人もいるでしょう。

そんな思い出を振り返らず夢に向かってまだまだ走り続けるという姿勢が勇気をもらえます。

だけど不思議だよね、スパートかけてもあと10年はリーグ優勝できないんだから…。

「好きのパワー全開にして」…わ~か~る~~

というか、この感覚は大人になってやっと分かる気がします。

子供の頃はなんだかんだ「やらされる」ことが多くて、

「好きなこと=遊び、余暇」

みたいな感じで。

でも大人になると好きなゲームをプレイして配信する人や、好きな音楽を極める人を間近に感じ、「好きのパワー」全開に突き進むことの大切さも身に沁みます。

たんけんたいをつくろう!(1999)

こちらは劇場版の「ルギア爆誕」の同時上映作品「ピカチュウたんけんたい」の主題歌です。

歌詞はお馴染みの戸田さん、歌は「ポケモンキッズ」となっています。

こちらも全ひらがなの歌詞になっています。

これはもうほぼ全文泣けるほどの名曲なのですが、長くなってしまうので一部抜粋します。

子供目線で聞くと、冒頭部分からすごくワクワクしたんですよ

「たんけん」なんて憧れですからね。

さすがに洞穴に子供だけで行ったりはしませんでしたが、公園の草が生い茂ったところを「ここが私たちの秘密基地ね!」と決めてみたり。

こんな経験も立派な「たんけん」だったなぁと思います。

大人になってみると、「またこんなことしたいな」ととてもノスタルジックな気持ちになります。

ポケモンのゲームだって、初見ではもう探検みたいなものですけどね

最後の「つづきはみんなでつくるアドベンチャー」。エモいです。

映画で感じたことを忘れず、日常に戻っても好奇心のままに挑戦し、いろんな感情をはぐくむ。

子供だけでなく、大人も心得たいことですね。

まさに人生はアドベンチャー、探検です。

かくれんぼ(2001)

「夏祭り」で有名なWhiteberryが歌っています。作詞はドラムの川村恵里加さん。

劇場版の「セレビィ時を超えた遭遇」との同時上映「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」の主題歌です。

イントロのハーモニカがまたノスタルジック…。

「かくれんぼ」をして遊んでいたころの初恋を歌った切ない歌詞です。

幼心ながらに、人を好きになるって誰にも言えないくらい恥ずかしいんですよね。

そもそも、ポケモンの主題歌でラブソングというのも珍しいです。

「今はもうキミの癖さえ過去形でも大好き」

子供ながらによく見てたんですね、好きな人の事。

ここでいう「大好き」は、単に恋心としてだけでなく、大人になってみて子供らしい癖とそれをよく見ていた自分愛おしくて仕方がないってことのようにも思えます。

ほかにもまだまだたくさん、ポケモンは名曲ぞろいです。

「童心に返って」「大人の感性で」「あの頃を思い出して」

いろんな聞き方をしてみてください。

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