【アカシア考察】男の子が女の子に出逢った意味について解説【ポケモン詳しくなくてもOK】

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GOTCHAの動画、もう50回は観てますかね…。

物心ついた時も、一番多感な時期もポケモンに心酔し、また青春時代から今までずっとBUMPを聴いてきたので、思うところは沢山あり、これまでもGOTCHAの感想記事を2つ書いています

公開直後に興奮のあまり書いたものと、BUMPの歌詞に焦点を当てて書いたものです。

でも、まだ語り足りないので、今回は男の子と女の子について、ポケモンのストーリー視点からGOTCHAを語ります。

ツイッターなどで既に話題になっている説もありますが、その点も含め、私の視点で考察していきます。

「ポケモンはよくわからない」という人にも分かるように解説しているのでぜひ読んでみてください!

男の子と女の子について

2人の年齢について

このGOTCHAというストーリーには、主人公とも言える男の子と女の子が出てきます。

年代は、男の子は20代中~後半、女の子は20代前半だと思われます。

彼らの年齢は、「生まれた時のポケモンの存在」「現在のポケモン」から推測できます。

まず年齢を考える基準の1つが「ポケットモンスター赤緑」の発売日、つまりポケモンというコンテンツが初めて世に出た年である1996年です。

© 2020 Pokémon. © 1995 – 2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.

序盤のシーンで、男の子が赤ちゃんの時に、ポケモンは一緒に映っていません。

これを「意図的にポケモンを入れなかった」と考えると、「生まれた時にポケモンがまだいなかった」、つまり1996年以前に生まれたのではないかと考えられます。

一方女の子は、赤ちゃんの時にもポケモン(イーブイ)が一緒に描かれています。

つまり、ポケモンが出た年以降に生まれたと考えられますね。

そしてもう1つ、年齢を考える基準として、ポケモンの最新ゲームソフト「ポケットモンスターソードシールド(以下剣盾)」とその追加コンテンツの存在があります。

ここは当たり前すぎて見落とされがちですが、時系列を正確に捉えるのに重要になります。

剣盾の発売日は2019年。

さらにその追加コンテンツとして配信された「鎧の孤島」「冠の雪原」が2020年リリースです。

最後に男の子と女の子が歩いていくシーン(CDのジャケットにもなっている)では、その「鎧の孤島」に出てくる風景の看板がズラッと並んでいます。

これは「クリア後の道を表している」と解説している人もいますね。

ただ、それだけでなく、「現在=2020年」という時系列をここで明確にしているとも言えます。

男の子はポケモンから離れていた?

これも、いろんな考察がありますね。

おそらくこれの答えはYesで間違いないと思います。

その根拠について、いくつか考察してみます。

女の子との対比

「♩そうやって始まったんだよ」あたりで、幼少期の男の子とピカチュウの写真が映し出されます。

この頃、男の子はピカチュウと仲が良かったことが伺えます。

その後、男の子が起きた時にピカチュウがちょっかいを出しますね。

でも、男の子は無視

対して、女の子はイーブイととても仲睦まじいご様子です。

また、歴代のジムリーダーの映像が流れているシーンでは、女の子は岩にぶつかりそうになるイーブイを助けています。

対して、男の子はピカチュウが頭にいたのにも関わらず、ピカチュウがずり落ちたことに気付かず、頭に落ちてきたタライにも気づきませんでした。

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ここらへんの描写から、明らかに男の子と女の子のポケモンに対する対応の差が感じられ、「あれっ」となりました。

男の子は「無視」していたのではなく、「見えていない」、つまり「ポケモンというものが今の彼にとって重要ではない」だけだったのでは?ということが考えられます。

おそらく男の子は「昔ポケモンをやっていたけど、今は離れてしまった」タイプなのでしょう。

年代的に、ルビーサファイアかダイヤモンドパールあたりで周りに合わせて卒業、といった感じですかね。

男の子の服装が旅向きではない

これは余談ですが、先ほどのタライのシーンで、男の子はサンダルを履いていて、服装もだらしなく、「旅に出るような服装でない」ことを根拠に「男の子はポケモンから離れていた」ことを述べている人もいました。

しかし、最後に女の子とピカチュウに会って道を歩いて行くときも、結局は同じ格好で「旅」に出ています。

なので、服装に関してはあまり関係ないというのが私の結論(反論?)です。

男の子が、女の子やイーブイと出逢った意味

出逢ってから物語が変わっていく

ポケモンから離れてしまった男の子に対し、女の子は「昔から今までずっとポケモンが好き」なタイプ。

むしろ珍しいタイプかもしれませんね。

45秒あたりで、男の子は女の子と出逢います。

そこから怒涛のゲームキャララッシュ!

それまで四角い画面の向こうにジムリーダーが映し出されたり、影が映し出されたのみであったゲーム内の世界が、一気に画面全体にスピーディに描かれます。

女の子に出逢ったことで、彼の物語が変わっていったことが分かります。

この映像内だけで言えば、それはポケモンというコンテンツの楽しさをリアルに思い出し、また戻ってきた、ということでしょう。

しかし現実に置き換えてみると、他人に出逢うことで「楽しいこと」「夢中になれるもの」にも出逢えることがあります。

そういった意味で、「女の子との出逢い」は、男の子の人生にとって「大きな変化のきっかけとの出逢い」を表しているのではないでしょうか。

女の子は「他のポケモンストーリー」としての意味がある

この「女の子」と「イーブイ」の意味について、私は「他人のポケモンストーリー」だと思っています。

…というとちょっと抽象的すぎますね。

要は、「他の人がポケモンをやっているのを観て、またやってみたらまたハマってしまった」ということです。

今、ポケモンはゲームやアニメだけでなく、アプリ「ポケモンGO」や実写映画など、大人向けのコンテンツも充実しています。

さらにSNSで趣味を共有する機会も多くなり、影響を受けやすくもなっています

そもそも大人がアニメを観る精神的なハードル(恥ずかしいとか)も昔に比べて低く、ゲームも本気でオンライン対戦に挑む層が増えています。

Youtubeがオタクだけでなく一般層も当たり前に観るようになったここ数年で、ポケモンのゲーム実況もとても多くなっています。

このように大人になってから「他人のポケモン」を覗く機会が増えたこと=「女の子とイーブイ」に出逢ったことで、男の子はまたポケモンと共に歩き出したというストーリーのように見えます。

© 2020 Pokémon. © 1995 – 2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.

ここでも先ほどピカチュウを落とした時のように上を見上げますが、今度はポケモンを落とさずにきちんと手を伸ばしますね。

実を言うと私も、「ポケモンは生まれてからダイヤモンドパールまでハマって、高校からゲームをやらなくなり、大人になってゲーム実況を見始めて、ポケモン剣盾から再燃した」という、まさにこの男の子タイプなのです。

観ている「私たち」はゲームの中にいる

序盤に、男の子がこちらを覗くシーンがあります。

これはテレビの向こうの別世界=「こちらの」ゲームの世界を覗いているのではないかと思います。

つまり、やはり男の子が「ゲームプレイヤー『ではない』」ということはここでも分かります。

© 2020 Pokémon. © 1995 – 2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.

男の子の後ろにいる女性(おそらく母親)は、最後のエンドロールで後ろから映し出されている女性です。

エンドロールは「先ほど男の子が覗いていた世界」、つまりゲームの世界という解釈なのですが、詳しく解説していきます。

影の方向からの考察

38秒くらいの「♩いつか君を見つけた時に」のあたりから、様々な影が映し出されます。

これらの影は、私たちプレイヤーがゲームで出逢える伝説のポケモンや、敵の組織の人々です。

向こう側に影が映るということは、本体は「こちら」側にあります。

これは、ゲームのプレイヤーである「私たち」が、男の子にとっては「ゲームの向こうの人」という表現なのではないかと考えました。

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敵組織の人々がにゅっと出てくる場面が分かりやすいです。

影の方向的に、彼らは「こっち」にいることが分かります。

チャンピオンたちの目線

51秒あたりの「♩ゴールはきっとまだだけど」の部分から、歴代のゲームのチャンピオンたちが映し出されます。

彼らの目線は、こちら、つまりゲームのプレイヤーである私たちの方を向いています

…という考察を思いついた直後に、「いや、しょっぱなからワタルくんが別方向を向いてるやないかーい」と自分ツッコミをしてしまいました。

しかし、ポケモン金銀やハートゴールドソールシルバー(以下HGSS)で、悪事を働くロケット団を倒すために、ワタルとはゲーム内で共闘するんですよね。

ワタルのポケモン、カイリューの技はおそらく「はかいこうせん」。

ワタルは私たちと共にロケット団を戦う過程で、人間であるロケット団に向けて攻撃をするという有名なシーンがあるのです…。

人間に向けてポケモンで攻撃するおかしさから、「カイリュー、はかいこうせん」はポケモンファンの中で有名なセリフとなっています。

「プレイヤー」と「主人公」が同時に存在する矛盾

では、プレイヤーである私たちがこの世界の中にいるとしたら、「主人公たちがいることと辻褄が合わなくなるのでは?」とも考えました。

ただ、ポケモンクリスタル(金銀のマイナーチェンジ版)からは、主人公の性別が選べるようになっていて、1つの映像に出てくるのは片方となっています。

だから、主人公である「私たち」と、もう一方の性別の主人公が同時に存在し得るのです。

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たとえばこのシーン、左はポケモンサンムーンの女主人公ですが、右はプレイヤーとともに旅をするリーリエという女の子です。

無理やり感はありますが、別の性別の主人公が同時に登場しないという点も事実です。

プレイヤーである私たちと、主人公が同じ世界にいることは矛盾しませんね。

今回は、GOTCHAという作品の男の子と女の子について考察してみました。

何度観てみても新たな発見のある、本当にとんでもないコンテンツを投げてきたなぁと、いまだに恐れおののいています(笑)

ポケモンに詳しくない方も、GOTCHAをきっかけにポケモンに興味をもってくれたらなぁと思って記事を書いています(布教用)。

他の記事も良かったら読んでみてください!熱量だけはすごいです。

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コメント

  1. […] 「アカシア」の歌詞ではなく「GOTCHA!」の考察をした記事はこちら。 […]

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